「知らなかった」では済みません!2022年4月に、個人情報保護法が「改正個人情報保護法」として新しく生まれ変わりました。個人情報の保護には、私たち一人ひとりが法律を理解し、日々の業務において積極的に関与する必要があります。当研修では、個人情報保護法の改正ポイントをわかりやすく紹介し、実際の業務においてどのように個人情報を取り扱うべきかを具体的な事例を用いて解説します。身近な職場の事例を通じて、留意点や対策についても詳しく説明しますので、新入社員の方々も日常業務での個人情報の適切な取り扱い方が理解できます。
個人情報保護研修のねらい
- 個人情報を取り扱う責任意識を向上させる
- 個人情報漏えいの危険性への自覚させる
個人情報保護研修の傾向
近年、個人情報保護の重要性がますます高まっています。国際的な動向や通信技術の進歩により、個人情報保護の強化が世界中で迅速に進んでいます。この流れを受け、多くの企業が個人情報保護研修を導入しています。
個人情報保護研修のポイント
個人情報保護研修では、個人情報保護法を正しく理解することや、企業の体制や実務に関わるリスクについて学ぶことが重要です。また、トラブルが発生した際の適切な対応や予防策についても学ぶことが求められます。当研修では、これらのポイントを包括的に学ぶことができます。
大手企業・官公庁・教育機関まであらゆる業種の人財育成を支援

ビジネススキル研修風景

受講対象者
- 全社員
個人情報保護研修の目標
- 個人情報保護法を正しく理解することと、企業内のリスクについて学ぶ
- 予防策やトラブル時の対応方法についても学ぶ
- 自分自身の個人情報への意識を高め、その重要性を理解する
- 自身が個人情報にどれだけ意識を持っているかを客観的に把握し、必要な意識改革をする
個人情報保護研修プログラム例
1. 個人情報に関する認識度チェック
- 講師が作成した簡単な個人情報に関するチェックリストに回答し、自身の現状認識度を把握します。
2. 改正個人情報保護法について理解する
- 2022年4月施行の改正個人情報保護法:最新の法改正の主要なポイントを具体的に解説し、企業が対応すべき内容を学びます。
3. 個人情報の種類と取り扱いに関する基礎知識
- 個人情報とは:個人情報の基本的な定義を理解し、その重要性を認識します。
- 特定個人情報ガイドライン:マイナンバー(個人番号)を含む特定個人情報の取り扱いに関するガイドラインのポイントを学びます。
- 守秘義務と個人情報:業務における守秘義務と個人情報保護の関係性を理解し、情報管理の意識を高めます。
- 匿名加工情報、要配慮個人情報について:匿名加工情報や、差別・偏見につながる恐れのある要配慮個人情報など、特定の個人情報の適切な取り扱いについて学びます。
4. 個人情報の委託における注意点と管理体制
- 委託先の監督:個人情報の取り扱いを外部に委託する際の、委託先の選定と監督の重要性を学びます。
- 監督義務の具体的内容:委託先に対する具体的な監督義務(契約内容、報告徴求など)について詳しく解説します。
- 再委託について:委託先がさらに個人情報を再委託する際のルールと、それに伴う注意点を理解します。
- 実施検査について:委託先が適切に個人情報を取り扱っているかを確認するための検査の実施方法を学びます。
5. 個人情報漏洩の原因と発生時の対応策
- 個人情報漏洩の主な原因:情報漏洩が発生する主な経路(サイバー攻撃、ヒューマンエラーなど)と具体例を学び、リスクを認識します。
- 個人情報のヒヤリハット事例:実際にあった個人情報に関するヒヤリハット事例から、未然防止のための教訓を得ます。
- 初動対応の重要性:情報漏洩が発覚した際の、迅速かつ適切な初動対応(被害拡大防止、事実確認など)の重要性を学びます。
- 情報が流出してしまった場合の対応方法:漏洩発生後の対応(監督官庁への報告、関係者への通知、再発防止策など)について具体的に学びます。
6. 個人情報保護に向けた再発防止への取り組み
- 個人としての取り組み:従業員一人ひとりが意識すべき、個人情報保護のための日々の行動と習慣を身につけます。
- 組織としての取り組み:企業全体として取り組むべき、情報セキュリティ体制の強化、教育研修の継続、監査体制の構築などを学びます。
7. ミニケーススタディ演習
- 個人情報に関するいくつかのミニケースをグループで討議し、どこに問題があり、どのように対応すべきだったのかを共に考えます。実践的な対応力を養うことを目指します。
参考日数
半日間~
※研修目的やご要望により最適な日数の研修プログラムをご提案します。
※研修で学んだスキルの定着のための、フォローアップ研修の実施を推奨しています。
講義の進め方
分かりやすい講義はもちろん、ワークやロールプレイなど、アウトプットを中心としたオリジナルの研修プログラムをご提供。
実効性の高い実践型研修で、高い導入効果を感じていただけます。

研修形式
弊社では、集合形式・オンライン形式・ハイブリッド形式の3つの形式で実施しております。貴社のご要望に合わせて、効果的な研修方法でご提供いたします。
集合対面形式(講師派遣・対面形式の研修)
講義形式での学習やグループディスカッションなどを行うことができます。
オンライン形式
受講者の端末から、Web会議システム(Zoom、Teams、WebEX、Meetなど)を利用して実施します。
ハイブリッド形式(集合+オンラインの組み合わせ)
対面研修とオンライン研修を同時に実施する研修形態です
研修導入の流れ
ブレインコンサルティングでは、貴社のご要望をヒアリングさせていただいたうえで、幅広い講師陣の中から最適と思われる講師とプログラム案をご提案します。まずは、研修目的、研修時期、受講対象者、人数規模などお分かりの部分からお気軽にご相談ください。
- STEP1 お問い合わせ・ご要望内容のヒアリング
- STEP2 研修企画のご提案
- STEP3 お申込み・ご契約
- STEP4 研修実施に向けた準備
- STEP5 研修実施
- STEP6 研修報告及びアフターフォロー
よくあるご質問
Q:ブレインコンサルティングの特長について教えてください。
ブレインコンサルティングでは、オーダーメイド型研修を強みとしております。選ばれる理由ページもご覧ください。
Q:研修カリキュラムは当社にあわせてカスタマイズは可能ですか?
はい、可能です。研修を企画する段階で、研修の目的や達成目標などをお聞かせください。
多数のお客様から高いご評価を頂いてきた弊社オリジナルカリキュラムをもとに、詳細内容をお打ち合わせのうえ、 ご納得いただけるカリキュラムをカスタマイズしてご提供いたします。
Q:講師にはどのような方がいますか?
その研修分野の第一線で活躍している講師・コンサルタントが100名以上在籍しております。
研修プログラムの企画からテキストの作成も研修を担当する講師が行い、お客様ごとにオーダーメイドの研修プログラムをご提供しています。
Q:参加人数によって費用は変わりますか?
講師料は講師人数により費用が変わります。製本版テキストを使用する場合は参加人数によって費用が変動いたします。
PDF版テキストは一式の費用となり、参加人数による変動はありませんが、貴社にて印刷配布またはデータ配布をお願いしております。
※よくある質問ページはこちら
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