ダイバーシティ経営のグランドデザイン研修では、モノカルチャーからダイバーシティへの転換の重要性を明確にし、それが企業価値を高める経営戦略であることを理解します。業界全体のトレンドや競合他社(採用競争も含む)の状況を分析し、人材データや調査結果を活用して自社の現状を把握し、中核戦略や使命・ビジョン・価値観に基づいて優先順位を付けます。また、将来の組織の理想的な姿を考えるために、どのような価値観や意思決定基準を持つべきかを検討します。
経営層向けダイバーシティ経営のグランドデザイン研修のねらい
当研修の目的は、多様な人材を抱える組織全体にダイバーシティ(多様性)を浸透させることです。これにより、イノベーションの創出、生産性の向上、自社の競争力強化に繋げることができます。当研修では、ダイバーシティ経営の重要性とその具体的な実施方法について、深く理解を深めていただくことを目指しています。
経営層向けダイバーシティ経営のグランドデザイン研修のポイント
ダイバーシティ経営のグランドデザイン研修では、経営層のコミットメントとリーダーシップが特に重要です。経営層がダイバーシティを進めるための制度やルールを整備することで、従業員はより主体的に取り組むことができるようになります。また、内部だけでなく、外部のステークホルダーにも積極的にアプローチすることも重要です。
大手企業・官公庁・教育機関まであらゆる業種の人財育成を支援

ビジネススキル研修風景

受講対象者
- 経営幹部、役員
- 管理職
経営層向けダイバーシティ経営のグランドデザイン研修の目標
経営層向けダイバーシティ経営のグランドデザイン研修は、フラットな組織づくりに向けた具体的なアクションプランを立てることを目指しています。当研修では、異文化コミュニケーションやリーダーシップなど、重要なスキルについて学ぶことができます。
経営層向けダイバーシティ経営のグランドデザイン研修プログラム例
1. VUCA時代に求められるダイバーシティ経営の本質を理解する
激変する現代において、なぜダイバーシティ経営が不可欠なのか、その背景と目的を深く掘り下げます。
- これまでの経営環境とこれからの経営環境:過去の安定期からVUCA時代(Volatility, Uncertainty, Complexity, Ambiguity)への変化を分析し、新しい経営パラダイムを認識します。
- “人”にフォーカスせざるを得ない現状を理解する:労働人口減少、価値観の多様化など、企業が「人」を最重要視せざるを得ない現代の状況を深く理解します。
- 何のためのD&Iか?が最重要:単なるトレンドではなく、自社にとってのダイバーシティ&インクルージョン(D&I)推進の真の目的と意義を明確にします。
- 【ディスカッション】自社におけるD&Iの目的は?:参加者同士で、自社の具体的な状況を踏まえ、D&Iを推進する根本的な目的について議論し、共通認識を醸成します。
2. 自社の現状を分析し、ダイバーシティ推進の優先順位を考える
客観的なデータに基づき、自社のダイバーシティの現状を把握し、効果的な施策の優先順位付けを行います。
- 社内人材データ、社内サーベイ等から紐解く:性別、年齢、国籍、キャリアパスなどの人材データや、従業員意識調査(サーベイ)の結果から、自社のD&Iの現状と課題を具体的に分析します。
- 【ディスカッション】できていること/できていないこと:自社がD&Iに関して現在取り組んでいることと、まだ不足している点、改善が必要な点を洗い出します。
- 【ディスカッション】優先順位付け:洗い出した課題の中から、事業戦略や組織目標への貢献度、実現可能性などを考慮し、取り組むべき優先順位を議論・決定します。
3. これからの私たちの組織文化をグランドデザインする
ダイバーシティ経営を推進するために不可欠な、あるべき組織文化の姿を描き、具体的な変革アクションを検討します。
- 組織文化を形成する要因:企業の歴史、経営者の価値観、従業員の行動規範など、組織文化を形作る多様な要因を理解します。
- 現在判断基準・共通言語になっている文化とは?:現在、暗黙の了解や当たり前となっている自社の文化が、D&Iの観点からどのように機能しているかを分析します。
- 今後も残したい文化、変えていきたい文化は?:自社の強みとして維持すべき文化と、D&I推進のために変革すべき文化を明確に区別します。
- 明日から実践できること:グランドデザインした組織文化の実現に向けて、経営層として明日から具体的に何ができるか、その第一歩を検討し、行動計画に繋げます。
参考日数
半日間
※研修目的やご要望により最適な日数の研修プログラムをご提案します。
※研修で学んだスキルの定着のための、フォローアップ研修の実施を推奨しています。
講義の進め方
分かりやすい講義はもちろん、ワークやロールプレイなど、アウトプットを中心としたオリジナルの研修プログラムをご提供。
実効性の高い実践型研修で、高い導入効果を感じていただけます。

研修形式
弊社では、集合形式・オンライン形式・ハイブリッド形式の3つの形式で実施しております。貴社のご要望に合わせて、効果的な研修方法でご提供いたします。
集合対面形式(講師派遣・対面形式の研修)
講義形式での学習やグループディスカッションなどを行うことができます。
オンライン形式
受講者の端末から、Web会議システム(Zoom、Teams、WebEX、Meetなど)を利用して実施します。
ハイブリッド形式(集合+オンラインの組み合わせ)
対面研修とオンライン研修を同時に実施する研修形態です
研修導入の流れ
ブレインコンサルティングでは、貴社のご要望をヒアリングさせていただいたうえで、幅広い講師陣の中から最適と思われる講師とプログラム案をご提案します。まずは、研修目的、研修時期、受講対象者、人数規模などお分かりの部分からお気軽にご相談ください。
- STEP1 お問い合わせ・ご要望内容のヒアリング
- STEP2 研修企画のご提案
- STEP3 お申込み・ご契約
- STEP4 研修実施に向けた準備
- STEP5 研修実施
- STEP6 研修報告及びアフターフォロー
よくあるご質問
Q:ブレインコンサルティングの特長について教えてください。
ブレインコンサルティングでは、オーダーメイド型研修を強みとしております。選ばれる理由ページもご覧ください。
Q:研修カリキュラムは当社にあわせてカスタマイズは可能ですか?
はい、可能です。研修を企画する段階で、研修の目的や達成目標などをお聞かせください。
多数のお客様から高いご評価を頂いてきた弊社オリジナルカリキュラムをもとに、詳細内容をお打ち合わせのうえ、 ご納得いただけるカリキュラムをカスタマイズしてご提供いたします。
Q:講師にはどのような方がいますか?
その研修分野の第一線で活躍している講師・コンサルタントが100名以上在籍しております。
研修プログラムの企画からテキストの作成も研修を担当する講師が行い、お客様ごとにオーダーメイドの研修プログラムをご提供しています。
Q:参加人数によって費用は変わりますか?
講師料は講師人数により費用が変わります。製本版テキストを使用する場合は参加人数によって費用が変動いたします。
PDF版テキストは一式の費用となり、参加人数による変動はありませんが、貴社にて印刷配布またはデータ配布をお願いしております。
※よくある質問ページはこちら
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ご相談やお見積もり依頼等も承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。














