人生の先輩であるシニア世代の利用者様へ敬意や思いやりの心を適切に伝えることは大切です。福祉・介護業界は、ケアする人とされる人との人間関係が重要であると言われています。ある一定のけじめを維持させながら、高齢者の豊かな暮らしを支えることが、福祉・介護職員に求められています。敬語を上手に使い分けて、相手を大切に思う気持ちを伝えることが大切です。本研修では、「親しみとなれなれしさの違い」や「思いやりの心の伝え方」を改めて見つめなおして頂き、相手に正しく伝える表現方法を、実技をまじえて身につけることができます。
現状課題
- ご利用者様との距離感が近いため、なれなれしい言葉遣いになることがある
- 接遇が我流でスタッフによって差があると感じている
- 有料施設を運営しているのでワンランク上の接遇を目指したい
- 研修直後は改善されるが、しばらくすると元に戻ってしまう
研修特徴
講義全般を通して、自発的に考えて頂くアクティブラーニングを実施します。
接遇マナーの基礎知識を5つの原則(表情・あいさつ・態度・言葉遣い・身だしなみ)に沿って解説します。ご利用者様・ご入居者様の心理状況を理解することで、相手の立場に立った対応方法を体感頂きながら身につけます。また、実際に福祉・介護現場で起きる事例を基に、グループワークやディスカッションを行い、どのような対応が望ましいか、自分なりの答えを考え、発表・共有をしていただきます。研修後には、継続的に取り組める目標設定ツールを活用頂き、個人目標やチームの目標を設定して頂きます。個人のスキルアップからチーム全体での接遇力アップの取り組みを活性化し、組織全体の接遇力アップが目指せます。
プログラム
1、福祉・介護施設で求められる接遇とは
福祉・介護施設で接遇が求められる理由を理解し、福祉・介護施設は尊敬と思いやりの心を表現する「サービス業」であるという認識を共有します。
2、ご利用者様・ご入居者様から、信頼され安心感をもっていただくために
人から信頼される3つの要素(親近感・共感性・受容性)について学び、信頼できる福祉・介護スタッフとは何か考えて頂きます。
3、すぐに実践できる!接遇マナーのワンポイント
ご利用者様・ご入居者様から、感じが良い・話しかけやすいと感じて頂けるための、接遇マナーのワンポイントを5つの原則に沿ってお伝えします。
4、継続できる行動計画を作成
研修後に目標設定ツールを活用し「個人目標」「チーム目標」を設定します。
行動計画を作成することで、継続的な研修効果が望めます。
よくあるご質問
A、研修費は、講師派遣料×日数+教材費×受講者数+その他(機材レンタル)等で算出しております。研修費用(料金)のお見積りなどはお問い合わせください。
A、講師派遣形式もしくはオンライン形式から選択いただけます。オンライン形式の場合は、ZoomやMicrosoft Teams、Cisco WebEX、Google Meetなど対応可能です。
A、研修目的に合わせて貴社専用にカスタマイズします。事前課題などにより、レベル分けなども可能です。
A、はい、弊社はオーダーメイド研修を得意としておりますのでそのような研修依頼が多いです。
A、貴社のご要望や教育目的に合わせて研修時間を調整しご提案します。
A、15名様以上の場合は、アシスタント講師を1名配置することで円滑な進行が可能です。
A、パソコン及び機材・設置作業(有料)は必要台数をご用意できます。
A、弊社の全国提携会場(有料)がご用意出来ますのでお気軽にご相談ください。
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